Serdar Bagtir



いや~、こういうのを見ると、やっぱりトルコは本場なんだなあ~、と思いますね。
Youtube上に「おっ、ええやん」という演奏はいろいろあるんですが、
これはもう完全プロの演奏だな、と思います。じっさいプロです。

Serdar Bagtirさんは見ての通りトルコ現代奏法で、
かつてMisirli Ahmet氏にも習っていたそうですが、
他のトルコ現代奏法と違うなあと思うのは、「きっちり4拍子である」こと。
もちろん、リズム構成やフレーズはかなり複雑でおもしろいんですが、
でもちゃんと4拍子のグルーヴが保たれている。
どこがリズムの頭なのかが、割と分かりやすい。
日本人にとって非常に聴きやすい。でも、次々と驚きがある。
ここがちょっと、なかなか他のモダンスタイルにはないリズム感だなあと思います。
たぶんやろうと思えば皆できるんでしょうが、なかなかこういう演奏はないです。


左手の人差し指で高音(Tek)を叩いたあと、そのまま打面の上をすべらせることで、
「キュウ~ン」と音をグリッサンドする、この技法がすごくうまく使われています。
思い出せば、以前紹介したMisirli Ahmetの演奏にも実は使われていたんですが、
こういうことだったんだなあと今わかりました。あの時の紹介はちょっと間違ってました。

あと、本皮・陶器製のダラブッカだと、打面の縁のさらに縁を叩くリムショットが使えるのは、
やっぱり大きな利点だなあと思いました。音質の違う音が使えるわけですから。

さて、今までの演奏は2つとも、割とクールな表情で叩いていましたが、
こういう顔でも演奏しています。

で、この動画を撮ったのは誰なのかというのを調べてみますと、
日本人ダンサー(かつダラブッカ奏者)のizumiさんという方でした。
で、izumiさんがトルコでSerdar Bagtirさんにダラブッカを習ったそうで、
そのときのブログがすごく貴重な情報源になっています。ありがとうございます。

それによりますと、Serdarさんは10歳のときからプロミュージシャンとして活躍。
現在31歳なので、約20年のキャリアをお持ちです。格が違います。
で、Emin Percussionのスタッフとしても働いているそうで、
たぶんEminに行けば会うことができます。レッスンも受けられるかも。
Emin Percussionというのは、ご存知の方も多いかと思いますが、
一流のパーカッション工房でして、高品質のダラブッカをたくさん作っています。
ホームページでサンプル音源を聴けますが、音源を聴いてるだけでも楽しいですよ。
以下、Emin Percussionでの演奏。

共演しているJoseph Khouryさんもプロのパーカッショニストらしいですが、
フレーズの面白さ的にはSerdarさんに軍配が上がるかなと思います。

Emin Percussionのまわりはこんな感じらしいです。
演奏はなんだか、早送りを見ているんじゃないかと錯覚するようなスピード。

そして、英語も話すことができるそうなので、
英語が喋れる人はかなりレッスンが受けやすいと思います。
トルコに行った際には是非習ってみたいものですね。
あるいは、これからトルコに行こうかという方は、ぜひ。

参考ページ
izumiさんのブログ、”Rhythmic Life”より、参考にさせていただいた記事。
http://ameblo.jp/rhythmiclife/entry-10682043427.html
http://ameblo.jp/rhythmiclife/entry-10782254001.html
Serdar Bagtirさんのブログ(トルコ語)。こちらにも演奏動画が多数あります。
http://www.serdarbagtir.blogspot.com/
ツイッターもやってらっしゃいます。アカウントは@serdarbagtir

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中